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カラコンによる酸素不足はなぜ起こる?原因やトラブル・対処法を解説

カラコンによる酸素不足はなぜ起こる?原因やトラブル・対処法を解説

カラコンを長時間装着していると、目の充血や乾燥が気になる方もいらっしゃるかもしれません。

目の充血や乾燥は、目の酸素不足が原因である可能性が高いですよ。なぜなら、目は常に酸素を必要としているからです。しかし、カラコンを装着していると、目の角膜がレンズに覆われるため酸素が通らなくなります。

今回は、目が酸素不足を引き起こす原因やトラブルと対処法を解説します。

カラコンで目が酸素不足になる原因とトラブル

冒頭でもお伝えした通り、カラコンを装着していると目の角膜が覆われ、酸素不足になってしまいます。目の角膜は常に酸素を必要としているのです。

目が酸素不足になると、充血・乾燥・ドライアイ・眼精疲労などのトラブルが発生する危険性がありますよ。

カラコンで目が酸素不足になる原因は次の3つです。

  • 長時間の装着
  • レンズの汚れ
  • 酸素透過率の低いカラコン

1.長時間の装着

カラコンを長時間装着していると、角膜に酸素が通らない時間が長くなります。カラコンの装着時は、目が酸欠状態になっているのです。

カラコン初心者の場合は、朝から夜までと長時間使用するのはやめましょう。目が慣れていないと、酸素不足になりやすいですよ。

カラコンの装着時間については、下記の関連記事で詳しくご紹介します。

2.レンズの汚れ

レンズの汚れも酸素不足の原因です。レンズが汚れると酸素が届く面積が減り、結果的に酸素不足に陥ります。

レンズは、タンパク質や脂肪などの涙液成分によって汚れるのです。さらに、化粧品やホコリがレンズに付着しても汚れます。

3.酸素透過率の低いカラコン

目の酸素不足の原因で多いのが、酸素透過率の低いカラコンです。酸素透過率は高いものから低いものまで、様々な商品がありますよ。

酸素透過率とは、目にどれくらい酸素を通すことができるかを数字で表しています。

酸素透過率については「目の酸素不足を防ぐポイント」で詳しくご紹介しますね。

目の酸素不足で起こる目の病気は?

目の酸素不足が長期的に続き、充血や乾燥などのトラブルがあった際は必ず眼科を受診してください。トラブルを無視してカラコンを使い続けると、眼障害になる危険性が高まるのです。

この項目では、目の酸素不足で起こる目の病気について症状の多い順にご紹介します。

角膜浸潤(かくまくしんじゅん)

角膜浸潤(かくまくしんじゅん)とは、レンズに付着した汚れが原因で角膜が傷つき、角膜上皮や角膜実質に炎症が起きる状態です。

【角膜浸潤の症状】

  • 目の充血
  • 目の強い痛み
  • 目に異物があるような違和感
  • 視力低下

一般的に上記のような症状が出ますが、レンズを装着すると痛みや違和感がなくなる場合があります。痛みが引いて安心すると、重症化するリスクが高まるのです。

少しでも痛みや充血が起きた際は、必ず眼科を受診してください。発見や気づくのが遅れて症状が進むと、最悪の場合失明する危険性があります。

角膜腫瘍(かくまくかいよう)

角膜潰瘍(かくまくかいよう)とは、先ほどお伝えした角膜浸潤の悪化で起こる病気です。

角膜潰瘍は傷が完治しても、角膜が白く濁ったまま戻らず視力低下が進みます。

【角膜潰瘍の症状】

  • 目の充血
  • 目の強い痛み
  • 涙が出る
  • 目に異物があるような違和感
  • 光に敏感になる
  • 目やに増量
  • 視力低下

角膜潰瘍は眼障害の中で、最も重い障害と言われています。症状が完治しても視力障害が残り、最悪の場合失明する危険性もあるのです。

角膜浮腫(かくまくふしゅ)

角膜浮腫(かくまくふしゅ)とは、酸素不足で細胞の新陳代謝が悪くなる目の病気です。角膜内に水が溜まり浮腫んでしまいます。

【角膜浮腫の症状】

  • 角膜が白く濁り膨らむ
  • 目やにが増量
  • 目がぼやける
  • 視力低下

上記のような症状がありますが、カラコンを適切な方法で使用すれば浮腫は引いてきますよ。

角膜新生血管(かくまくしんせいけっかん)

角膜新生血管(かくまくしんせいけっかん)は、角膜に血管が侵入する目の病気です。角膜は健康な状態であれば、血管がなく透明です。目の酸素が不足すると角膜に血管が侵入します。

角膜に血管が侵入した時には、重度の酸素不足の印です。

  • 角膜新生血管の症状
  • 角膜に血管が入る

上記の症状のみで、痛みや違和感が生じない可能性があります。自覚症状が乏しく眼科を受診してわかるケースが多いです。

角膜新生血管は基本的に治らないと言われています。カラコンの長時間の使用や使用期限を守らないなど不適切な扱いによって起こる病気です。

角膜内皮障害(かくまくないひしょうがい)

角膜内皮障害(かくまくないひしょうがい)とは、酸素不足により内皮細胞の数が減ってしまう目の病気です。内皮細胞は改善されることがなく、症状に気づいた時には完治できない可能性があります。

【角膜内皮障害の症状】

  • 視力低下
  • 目の強い痛み

重度になるまで症状がほとんどないと言われています。また、内皮細胞の数が減ると増やせません。角膜の層に水が入ったり、通常は透明な角膜が濁ってしまったりする危険性があります。

目の酸素不足を防ぐポイント

目の酸素不足を防ぐポイントは次の4つです。

  1. 酸素透過率が高いカラコンを選ぶ
  2. DIAの小さいカラコンを選ぶ
  3. 取り扱い方法を守る
  4. 眼科を定期的に受診

1.酸素透過率が高いカラコンを選ぶ

酸素透過率の高いカラコンを選ぶことも重要です。

酸素透過率とは、目にどれくらい酸素を通すことができるかを数字で表しています。レンズの酸素透過率が高ければ高いほど、目に掛かる負担が少なくなるのです。

酸素透過率の基準値は80DK/Lになります。低くても30DK/Lはないと、目が酸素不足になる可能性が高まりますよ。80DK/L以上の数値の商品を選ぶことをおすすめします。

2.DIAの小さいカラコンを選ぶ

DIAの小さいカラコンで、目の酸素不足を防ぐことができます。カラコンは目の角膜を覆ってしまい、酸素を通すのが難しくなるのです。

DIAとはレンズの大きさ。DIAが大きいほど目の角膜を覆う面積が広がるため、酸素不足になりやすいです。

3.取り扱い方法を守る

適切な方法でレンズを使用しない・ケアをしないことで、目が酸素不足に陥る可能性が高まります。レンズが汚れていると目を傷つけ、酸素不足の原因になるのです。

また、カラコンの使用時間も守ってください。カラコンを長時間装着していると目に負担がかかり、酸素不足になりやすいです。

カラコンの取り扱い方法については、下記の関連記事で詳しくご紹介します。

4.眼科を定期的に受診

目の状態は常に変化するので、眼科で定期検診を受けるのが大切です。

また、カラコンを購入する前には、必ず眼科を受診しましょう。

自己判断でカラコンを購入すると、目の乾燥だけでなく眼障害を引き起こす危険性があります。

眼科の受診の仕方については、下記の関連記事で詳しくご紹介します。

取り扱い方法を守り目の酸素不足を解消

今回は、目の酸素不足の原因やトラブルと対処法を解説しました。

目の角膜は常に酸素を必要としています。カラコンによって、目の角膜がレンズに覆われ、酸素が届かなくなるのです。

目に届く酸素が不足すると、充血や乾燥のトラブルがあります。進行が進むと眼障害を引き起こすリスクが高まりますよ。最悪の場合失明する危険性もあるのです。

カラコンを購入する前は眼科を受診し、適切な方法でレンズを使用してください。さらに酸素透過率が高いカラコンやDIAの小さいレンズを装着すると、酸素不足を防げますよ。

眼科の定期検診を受け、適切な方法でカラコンを装着してください。

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